三層の模擬天守で、規模は日本一小さいそうです。
杵築のお城はもともとは木付だったのですが、幕府からの朱印状に杵築と誤記されたのを
きっかけに杵築に改めたそうです。もちろん幕府に伺いを立てた上で。なにを理由に改易されるかわかりませんからね。。。相当気を使ったと思います。
1階、2階は兜に刀剣、手紙などが飾られていました。
兜
館内は撮影可だったので、バシャバシャ撮りまくりました。自宅でゆっくりと眺めたり、読んだりするのが楽しいんですよね。
郷土の偉人ゆかりの品なども展示。海軍大将の豊田福武。
外交官・外務大臣の重光葵。この人はよく知られているのでは。
3階は杵築のまちを一望できる展望台です。
木付氏の後は前田氏、杉原氏、細川氏、小笠原氏が城主となり、松平氏の時に維新を迎えると、杵築城は廃城令により、取り壊されてしまいます。現在は一部の石垣が往時の姿を偲ばせています。