神となった日本軍人
天気が良かったので、ちょっと飛虎将軍廟に行ってきました。
旧日本海軍の戦闘機パイロットだった杉浦茂峰を祀った寺院です。
場所は台南市。高雄市から数十㎞北にある都市ですね。高雄駅から台南駅まで電車で移動しました。
台南駅前のターミナルでバスを待ちます。
20分ほどバスに乗った後、最寄りのバス停から数分あるくと
飛虎将軍廟に到着しました。
杉浦茂峰(1923年11月9日~1944年10月12日)は茨城県水戸市の出身で
志願兵として乙種飛行予科練に入隊。兵曹長として台湾沖航空戦に出撃しましたが、
米軍機に撃墜されます。その際に集落への墜落を避けるために郊外まで操縦してから脱出を図りますが、
米軍の機銃掃射で戦死しました。
おそらく、この一連の様子を住民は見ていたのでしょう。杉浦を軍神として称え、戦後の1971年には祠を建てます。これが飛虎将軍廟です。飛虎は戦闘機を意味し、将軍は杉浦の尊称とのことです。
いまも日本人が多数参拝しているそうです。近くのスーパーで買ったお菓子を供えました。杉浦は煙草が大好きだったようで、煙草を供える参拝者が多いとか。
杉浦に関連する資料が多数、展示されていました。
これは双六ですかね。25は杉浦です。男前ですね。前回に続き、日本人が尊敬を集めていることに、とても胸が熱くなりました。