今更ですが今宿古墳群の地図です。これまで大塚古墳、若八幡古墳、丸隈山古墳をご紹介しました。今回は山ノ鼻1号墳と兜塚古墳を訪れます。

山ノ鼻1号墳

山ノ鼻1号墳は4世紀中頃の築造で、今宿古墳群では最古級とされています。イオンモール福岡伊都店近くにあります。

墳長約37mの前方後円墳で、調査では中国後漢時代の銅鏡の破片や4世紀頃とみられる土師器が発掘されました。

案内板から。

遊歩道が整備されていて、墳頂まで上れます。

墳頂。ここも照明の出番なし。。。

兜塚古墳

最後に兜塚古墳に向かいました。

場所は場所は福岡市西区飯氏の田園居住地域です。見つけるのに少し手間取りましたが、奥の方に案内板があるのを発見。

横穴を発見。これは照明の出番です!

照らすと内部がばっちり見えました。大興奮です。中に入りました。

横壁。真上は撮影しましたがピンぼけしてました。残念。。。

兜塚古墳は5世紀後半に作られた前方後円墳で墳長53m以上あります。
江戸時代に発見されたそうで、貝原益軒の「筑前園棲風土記附録巻41」で紹介されており、兜塚の名前の由来は、この古墳の盗掘品に因むものだそうです。

1958年には平安時代の経筒が発見されました。経筒は経典を納めるために用いる筒形の容器で、後の時代に経塚としても使用されていたことが分かっています。

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