住宅街に隠れた祈りの場所
姪浜地区にGoogleマップで神社をみかけて寄ってみました。実際に現場につくと、これは地図を頼りに来ないと神社があるとは分からないと思います。

アパートとアパートの間に未舗装の参道?のような路地があります。最近、こんな感じの路地って減りましたね。

境内に到着しました。お社というよりも祠の方が近いと思います。筑前国続風土記などにも記録がないので、おそらく明治期以降に勧請されたのでしょう。

境内の一角が公民館になっています。神社あるあるですね。地域の方が寄り合いの時などにお世話されているのでしょう。

お社の後ろには大きな桜の木が植えてあります。ちょうど桜が散り始めた頃で風情がありました。

福岡県神社誌によると、御祭神は瓊々杵命。石のプレートにご神体が彫られたものがいらっしゃいます。

近くには昔使っていた扁額や奉納品がおかれています。扁額があるということは、昔は鳥居があったのかな?

石碑なのかもしれませんが、苔と風化で字はまったく確認できませんでした。

こちらは庚申信仰の石塔です。大体どこの神社にもありますね。

住宅街の狭間に秘密のパワースポットをみつけたみたいで、楽しい散策になりました。