名店の味を受け継ぐ穴場店
那の川四つ角の近くにあるぴかまつさんで遅めのランチをしました。こちらのお店は博多のご当地グルメ・博多皿うどんの専門店です。
長崎で有名なパリパリの揚げ麺に中華あんがかかる皿うどんとは異なり、やや太い麺が特徴で、油で焼き固めた麺を、紅白蒲鉾と角天、豚肉、キャベツ、モヤシなどの野菜と一緒にスープへ投入し、スープがなくなるまで麺を煮込みます。モチモチとした食感と濃厚な旨味が特徴です。
こちらのぴかまつさんは、博多皿うどんを提供する店でも屈指の人気店「元祖ぴかいち」で修業を積んだ大将が独立して開いたお店で、味は名店の折り紙付き。
この博多皿うどんは昭和初期に福岡市中央区今泉にある中華料理店、「福新楼」の二代目・張兆順の手によって誕生した料理です。油で麺を焼き固める工程は、冷蔵庫もなかった時代に食材を長持ちさせる為の工夫だったのだとか。その味が評判を呼び、今では市内の複数の中華料理店で提供される、福岡の新ご当地グルメに成長しました。
ぴかまつの博多皿うどん
店内にはいりお目当ての博多皿うどん（900円）を注文。はい、こちらが隠れた名物といわれる、博多皿うどんです！！
長崎の揚げ麺のようなパリパリではなく、スープを吸ったモチモチ食感。全体的にオイリーで濃厚な旨味が絡みついた麺を、盛り沢山な具材と一緒に頬張るとうまい！！！
やっぱり唯一無二の食感がいいんですよ。大量の具材とのハーモニーがたまりません。味に飽きてきたら、卓上の調味料で味変できます。ウスターソースが焼きそばっぽくなって好き。本場長崎もウスターソースですよね。
ぴかまつさんでは、セットのご飯は50円というサービス価格。禁断の炭水化物×炭水化物でいただきました。野菜が多いので、野菜炒めでご飯を食べているような感じ。
食後の口直しに大将が、あま～いカットパインを出してくれます。これがまた口の中がサッパリして美味しい。噂通りの良いお店でした、おすすめです。
