道真公が休憩して暖を取ったゆかりの地

日赤病院の近く、日赤通りから一本中に入った路地奥に大楠天満宮があります。

かなり奥まった目立たない所にあるので、地元の人じゃないと知らないでしょうね。

こちらは菅原道真公ゆかりの神社ということで、梅の神紋です。

鳥居などはなく門注に注連縄がかわりの役目を果たしています。

境内には猿田彦様も祀られていました。おそらく他の場所から遷座して、一緒に管理しているのでしょう。

御由緒をみると菅原道真公が太宰府へ向かう途中に、こちらの場所で休憩して暖を取ったそうです。実は、福岡には道真公が休憩した場所が、その後神社になっているケースが多いです。さすがお膝元。

こちらにも猿田彦様が祀られています。江戸時代までは道案内の神様として、色々な所で祀られていましたが、時代が進むにつれ、村社などに一カ所にまとめて管理されているのをよくおみかけします。

こちらは手水舎と何かの石碑。何か彫られていますが読めませんでした。

奉納相撲でもあるのでしょうか、立派な土俵にカバーがかけられています。

ではお参りしましょう。参道や灯篭、鳥居などはないのですが、狛犬はちゃんといらっしゃいました。

参拝します。おそらく近代になって太宰府天満宮から勧請されたのだと思いますが、筑前国続風土記では、名前の確認が取れませんでした。

社殿前からの境内全景です。

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投稿者

mokudai

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