温泉もある姫島

島でのツーリング後は、ゆっくりと史跡をみようと姫島村の庄屋跡である古庄家屋敷に行ってみました。

古庄家屋敷

姫島では代々、古庄家が庄屋を勤めました。いまも残る屋敷は1839年に第11代当主・古庄逸が着工、1842年に完成しました。一部2階建延べ129坪です。敷地は約550坪と広く、1904年に敷地内に建てられた旧郵便局舎もあります。

立派な屋敷ですね
裏庭
古庄屋家の間取り
姫島郵便局舎跡

この庄屋屋敷跡の近くには村役場があります。

姫島村役場

姫島村の玄関口のフェリー乗り場近くには、前姫島村長の藤本熊雄氏の銅像が建っています。この銅像側の碑文が内容が凄い。「姫島が生んだ偉大な人物で、、、」と始まるこの礼賛文は、立志伝中の人を思わせます。当時の県知事が書かれたんですね。

藤本熊雄像
最後まで読んでしまいました

この銅像と碑文が建つほど、影響力が大きかった方だったんでしょうね。現村長は息子の藤本昭夫氏で、親子で60年以上に渡って村政の舵取りをされています。ほとんど無投票だそうですが、投票箱を使わない方が良いこともあるのでしょうね。

帰りのフェリーの乗船時間まで1時間ほどあったので、急ぎ拍子水温泉へ。姫島の七不思議のひとつである拍子水(炭酸水素塩泉)を使用した温泉で、飲用することもできます。浸かるとと、冷え性、皮膚乾燥症、自律神経不安症等、飲むと糖尿病、痛風、胃腸機能低下等に効能があるとか。さすが温泉県大分。離島もお湯が充実しています。

拍子水温泉

美味しい食事と豊かな自然、そして温泉で体を整えて大満足で帰路に着くことに。ただ、、、わたしは何かを調べるために来島したような、、、忘れてしまいました。思い出したらまた、姫島に訪れたいと思います。

フェリー乗り場