弥生人がみた風景 やよいの川
やよいの風 公園の続きです。やよいの川というエリアにやってきました。
発掘調査で確認された谷川だった地形にこの名前がつけられたようです。
現在はただの原っぱ。お昼寝でもしたくなるような草っぱらです。
かつてはここから、周辺の早良平野を見渡すことができたようです。
やよいの風 公園 むかしみつけ広場
続いてやってきたのはむかしみつけ広場。
ここではプレートがいくつか建てられており、地域の歴史について書かれています。
時代ごとに色分けされているので分かりやすいです。
早良区から西区は平野なだけあって、昔から人が住み着いていたようですね。
弥生時代はこの公園の名前にもなっている通り、大きな集落が作られて発展していました。
そして、人が集まる所には権力者が生まれ、身分によって格差が生まれます。
その後、武士が台頭する時代を経て、江戸時代から現代へと続きます。
やよいの風 公園 甕棺ロード
さて、続いては甕棺ロードです。いわゆる、昔のお墓がたくさん出土したところですね。
遺体はそのまま埋められてたのではなく、甕棺(かめかん)と呼ばれるお墓に入れて埋められていました。
実際にどのような形状をしているのかを展示してあります。
甕棺ロードと特定集団墓の違いについて説明があります。出土品などにかなり差があるようです。
そして、こちらは甕棺のレプリカ。かなりリアルですね。
銅剣なども多数出土したようです。この時代はまだ刀が発明されていないので、真っ直ぐな剣です。
やよいの風公園 まがたま館
最後にまがたま館です。てっきりまがたまが展示されているのかと思ったら、実は建物がまがっているだけなんですね。
こちらも、他の展示と同じくパネルがメインになっています。
福岡市内の遺跡の紹介。
さらに北九州の遺跡の紹介まであります。
次に、周辺地域にある文化財マップです。
最後に吉武遺跡群に関する歴史と説明があり終了です。