高台から対岸の宿場町を見下ろす旧村社
深江宿とは一貴山川を挟んで対岸にある片山神社へやってきました。
山裾に建立されている神社で、明治期にはこの地域の村社に指定されていました。
村の人たちが集まる信仰の中心ということで、向かいには片山公民館があります。
現在は使用されなくなった巨大な手水鉢。
境内の片隅には井戸があり、ポンプも設置されています。
庚申信仰の石碑もありました。
片山神社ですが、鳥居の扁額は天満宮になっています。御祭神は菅原道真公、高男神、倉男神です。
本殿へ向かう途中に屋根付きの建物があります。ここは拝殿になるのかな?上には奉納絵が多数飾られていました。
また、この地域の代々の氏子さんの名簿なども掲げられています。
奉納絵は相当年代物のようで、ほとんど色彩が失われていますね。
さて、高台にある本殿でお参りしましょう。
山崩れを防止する為のブロックに道真公の絵がはめ込まれています。
近所の学生たちの制作か何かでしょうか?
社殿です、上の敷地はそれほど広くありませんが、高台で見晴らしがよく、深江宿全体が綺麗に見渡せます。
手前の川は一貴山川、奥の山は二丈岳ですね。