高台にある糸島屈指のパワースポット

鎮懐石八幡宮へやってきました。鎮懐石とは、神功皇后の出産にまつわる伝説の石で、その石が祀ってあります。

場所は202号線から少し南に入った、小高い山の上に鎮座されています。

御由緒です。約1800年前に神功皇后が応神天皇を懐妊しながら、卵型の美しい二個の石を肌身に抱いて朝鮮半島へ出兵し、帰国後に出産した事などが書かれています。

駐車スペースはかなり広くとられているので、車での参拝がおすすめです。

かなり古い石碑っぽいですが、何が書いてあるのか解読できませんでした。

神功皇后の伝説に感銘を受け、山上憶良が詠んだ歌が万葉集にも記載されています。江戸時代にこの歌を記念して建てられた歌碑が、現在も残っています。

こちらがその万葉歌碑で、九州で最も古いもので、市の有形文化財に指定されています。

以前は、このお社の近くまで海岸線がきていた事を示す、船繋石。

船乗り達は、ここに船を繋いで航海の安全を祈願して出航したのでしょうね。

鎮座の由来を書いている鎮懐石碑。こちらもかなり古く、亀門学派の学者によって書かれています。

では、参拝しましょう。山の上にあるだけあって、ウッとなるほど傾斜のキツイ参道。

鳥居をくぐってすぐに二手に分かれています。なんと四つん這いで登る階段!!これは急な階段へ行くしかないですね。

こちらが急な階段です。確かに斜度は凄いけど、まだ大丈夫です。

途中、また歌碑がありましたが苔と風化で読めません。

ゴールがみえてきました。階段の奥行きがないので確かにあぶないけど、手をついて登る程でもないかなぁ。

でも、後ろを振り向いてみると、確かに転げ落ちたら大変な事になりますね。

到着しました。陰陽石を祀ってある祠のある見晴らしの良いスペースです。

糸島の海も見えていますね。夕日のスポットとしても有名な場所です。

下には神社の池がみえています。

深江宿方面です、見晴らしが良いですね。