地元で鬼塚と呼ばれる

天気が良かったので、ちょっと西油山古墳群に行ってきました。
場所は西油山の徳栄寺に続く林道周辺です。かつて油山周辺は僧坊が立ち並んでおり、多くの僧が滝業などの修行に明け暮れていました。

徳栄寺へとつづく林道。

田隈公園の看板が立ってる場所のそばに古墳群がありました。ちなみに田隈公園となってますが、遊具があるわけでなく、山林が広がっているのみでした。

すぐに開口石室を確認。高さがあり、楽々と中に入れました。

照らしてます。大活躍です。

中から撮影

さぁ。次を探しますよー。モコモコがありますねー。

ぱっかーん。

お邪魔します。

照らして撮影。

天井石のようです。この西油山古墳群ですが、貝原益軒の筑前國続風土記では野芥塚穴で紹介されています。

野芥村に石窟廿五所有。國俗は鬼塚と云。(中略)民俗は昔雹降し時、人の隠れし所と云。或は人を葬し壙なりと云。皆ひがごと也。上古の時、未だ家居なくして、穴に住し時の栖なるべし

とあります。ここで益軒は皆ひがごと也と、古墳説などを否定して、古代の人の住まいだったとしています。

周辺を散策します。すると、またモコモコを発見しました。

ありました。

照らします。

上も照らします。色々調べてみると、西油山古墳群は6世紀後半以降に築かれ、9群40基の古墳が存在するそうです。西油山古墳群がある油山の西麓には、このほか荒平、三郎丸、重留、山崎など8つの古墳群があり、合計250基もの古墳が確認されているそうです。とにかく多いですね。次々と古墳が現れるので、テンション爆あがりで歩き回りました。

にほんブログ村 写真ブログ 地域の歴史文化写真へ にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
記事が参考になりましたら、こちらのボタンをクリックお願いします。