長崎最古級の寺院
天気が良かったので、ちょっと長崎市の観音寺に行ってきました。
長崎市の南端、脇岬町にある海のすぐそばで、のんびりした港町の空気に包まれた場所です。
観音寺は、奈良時代の高僧・行基が開いたと伝わる古刹。なんと創建は709(和銅2)とのこと。そんなに古いお寺が、こんな静かな場所にあるとは思っていなかったので、ちょっとびっくりしました。
眼鏡橋のような石門

入口の石造りの門は、どこか長崎の眼鏡橋を思わせるアーチ型。石工の技が光る美しい門で、歴史的な建築にも詳しい方なら見逃せないはず。個人的には、この門だけでもかなりテンション上がりました。
春には桜も

境内のまわりには桜の木もあって、春には花見スポットとしても知られているそうです。海と桜とお寺…最高の組み合わせですね。来年は、桜の季節にもう一度訪れてみたいと思いました。
観音寺は、派手さはないけど、海と山に囲まれた静かな場所で、歴史と信仰がそっと息づいているようなお寺でした。長崎の中心部からはちょっと距離があるけれど、それでも足を運ぶ価値のある場所だと思います。
行き方メモ
長崎駅からバス(35番・樺島行き)に乗って1時間ほど、「観音寺前」で下車。バス停から徒歩数分の距離でした。