外部からの災厄や悪霊の侵入を防ぐ神様

春吉中学校近くの四つ角にある、塞神社へやってきました。同名の神社が全国各地にありますね。

祀られている塞の神は、民間信仰における神様です。村や部落の境にあって、疫病・災害などをもたらす悪神・悪霊が集落に入るのを防ぐといわれています。

岐の神(クナド、くなど、くなと -のかみ)とも呼ばれ、また地域によっては辻におわすとの意味で、巷の神(ちまたのかみ)または辻の神(つじのかみ)とも呼ばれます。

なるほど、だからこの4つ角(辻)に鎮座されているのですね。

境内には道路普請の記念碑のようなものがありました。

鳥居をくぐり抜けると玉砂利が敷かれた参道、そしてその先に社殿というよりは祠があります。

江戸時代頃までは全国各地で祀られていたので、まだまた各地に残っています。猿田彦様や庚申様をお祀りしてあるのと一緒ですね。

取材中の安全を祈願して、次の目的地へと向かいます。

にほんブログ村 写真ブログ 地域の歴史文化写真へ にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
記事が参考になりましたら、こちらのボタンをクリックお願いします。
投稿者

mokudai

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です