「山王さん」と親しまれている神社

天気が良かったので、ちょっと仁比山神社に行ってきました。

729年に松尾大社を、この地に勧請したことをはじめとします。844年に慈覚大師が唐から帰国する途中に立ち寄り、日吉宮の額を土の中から発見しました。このことを朝廷に伝えたところ、近江の国の奏上したところ、比叡の神威を感じた仁明天皇の命により近江坂本の日吉宮の御分神を合祀し朝廷の祈願所としたそうです。これときに、この土地を仁明天皇の「仁」と比叡山の「比山」を合わせて「仁比山」としたそうです。

参道入口にある仁王門。江戸時代の建築です
門の左右にある阿形、吽形の金剛力士像
門からしばらく参道を歩きます
日吉宮の扁額

仁比山神社は山と農業の神として、地元から山王(さんのう)さんと呼ばれ、親しまれています。申年に開かれる「大御田祭」で、豊作を願う民俗芸能の御田舞が奉納されます。県の重要無形民俗文化財に指定されています。

金剛水。猿の石像にかければ願いが叶うそうです
本殿
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