現存する畳櫓
二の丸跡を散策すると会所櫓跡、井楼櫓跡があります。会所櫓跡の石段を昇ってみました。
井楼櫓跡は城内で最も規模が大きく、城下を一望できます。石垣は表面加工されていないことなどから、16世紀初頭のものと考えられています。
会所櫓跡と井楼櫓跡の中間には大門櫓があります。17世紀初頭に築かれたこの櫓は、同世紀後半に二の丸に居館ができると城の玄関口のような存在になりました。
大門櫓から城の外側に向かうとすぐに畳櫓跡があります。天保年間(1831年~1845年)に再築されました。1階と2階の延べ床面積が同じ「重箱造り」という古い形式の建物です。
城の外側に歩を進めると柵がしてあります。工事中で通行止めになってるそうです。この柵をさらに進むと古橋口に到着します。