「ゆし豆腐そば」発祥の店
せっかく沖縄にきているので、沖縄出身の友人に聞いた、沖縄そばでおすすめの店に行ってみました。沖縄そばは小麦粉100%にかん水を加えてつくる麺と、カツオ出汁の効いた透明感のあるスープが特徴です。
さて、こちらの高江洲そばは、元祖ゆし豆腐そばの店として知られている店です。ゆし豆腐とは、にがりを入れて固まりはじめた、型に入れる前のふわふわした豆腐のことです。
残念ながら、一番人気のゆし豆腐そばは売り切れ。仕方なく軟骨ソーキそばをいただきました。
とてもやさしい印象のスープに、太くて扁平した麺がぴったりマッチしています。ソーキも軟骨まで食べられるほど柔らかく煮込まれていて美味しい!
時刻は3時過ぎでしたが、それでも結構なお客さんで賑わっていました。
那覇空港内の沖縄そば専門店・そば処 琉風
そして、帰り際にもう一杯。到着口のすぐ横にあるそば処琉風さんです。
こちらはガツンとカツオ出汁を強めに効かせた、オーソドックスな沖縄そば。紅ショウガに島カマボコの定番トッピングですね。そしてホロホロに煮込まれたソーキも美味しい!
麺は中太でかなりコシのあるタイプ、これが強めの出汁にばっちりとマッチしていました。沖縄観光の締めにおすすめの店です。
沖縄そばが琉球王朝の記録にはじめて登場したのは1534年、琉球王の四十九日供養に「粉湯」を献上したとあります。これが宮廷料理となり、現在の沖縄そばに形を変えて庶民に広がって行きました。