海に浮かぶパワースポット
天気が良かったので、ちょっと青島神社に行ってきました。
青島神社は日南海岸にぽつりとある、青島全体が境内となっています。
創建は明らかになっていませんが、平安時代の記録には青島大明神として崇敬されていました。1503年に、この地を治めていた伊東尹祐によって再興されました。以降、飫肥藩伊東家によろ手厚く保護され、幾度も社殿の造営・改修などが行われました。
飫肥藩は1973年まで神職と島奉行しか入島が認めていませんでした。村民は対岸から遙拝していたそうです。しかし、当時の神主であった長友肥後が藩主に解禁を申請し、以来一般人にも島を渡って参拝することができるようになりました。
青島は周辺約1・5㎞の小島です。橋を渡るとすぐに真っ赤な鳥居があります。
主祭神は天津日高彦火火出見命、豊玉姫命、塩筒大神。縁結び、安産、航海安全の神として信仰を集めています。
本殿脇に絵馬のトンネルがあります。ここをくぐっていくと、本来の社地であったとされる元宮があります。この元宮から弥生式土器、獣骨等が出土したそうです。おそらく小祠があり、祭祀が行われたと考えられています。