雲仙大仏が鎮座するお寺
天気が良かったので、ちょっと大乗院満明寺に行ってきました。
満明寺は雲仙市小浜町雲仙にある真言宗御室派のお寺です。701年に行基が開山。幾度となく戦火などに見まわれましたが、何度も再建されました。
このお寺には5mの釈迦如来が奉られていて、見学することができます。この仏像は通称・雲仙大仏と呼ばれ、今から100年ほど前に京都で彫刻された後、船で運ばれてきたそうです。
境内には首つなぎ地蔵というちょっと変わった名前のお地蔵さんたちもいます。江戸時代初期のキリシタン弾圧の時代に、十字架を隠していないかという疑いから首を切られたお地蔵さんです。十字架は見つからず、土地の人が不憫に思い、首と胴を繋ぎ合わせたそうです。現在では「首がつながる」つまり、リストラ予防などの御利益を求め参拝する人が多いとか。面白い験担ぎですね。
癌切りに御利益あるお寺は珍しいと思ってググって見ましたが、意外と全国各地にあるものですね。ただし、九州や長崎だけでみたら、少ないのかも。福岡県小郡市のお寺は結構知られていますよね。
お寺の規模はコンパクトで参拝しやすいし、病気にも吹っ飛びそうな神秘性も感じました。おすすめです。