天然の要害
(前回の出丸・三の丸はこちらから)
二の丸は、三の丸の断崖岸壁の上にあるのですが、登り口らしい箇所が見当たりませんでした。
登れそうな箇所を探して無理すれば上に行けそうな箇所を発見。
降雨後だったので、滑落が怖かったのですが、はやる気持ちを抑えきれませんでした。
二の丸から本丸へと向かいたいところですが、堀切があり移動できません。
堀切は尾根や城郭と城郭をつなぐ部分を、人工的に開削して溝にしたものです。外敵の侵入防止のため用いられました。
一旦、三の丸へ降りて本丸へと向かいました。
大阪の夏の陣(1615年)の後、全国的の城郭が廃されるなかで、寺沢広高も獅子ヶ城を破却しました。本丸には虎口は4箇所あったそうですが、このうち2箇所は廃城時に使用できないように徹底的に破壊されています。
大満足なお城めぐりでした。
案内板がいくつも設置されていて、非常に詳しく説明してあります。
それでも見落とした箇所があったので、再訪したいと思います。