有馬氏重臣・山田氏の居城
雲仙市を訪れた時に、「山田城跡」という史跡案内板があったので、そのまま跡地にハンドルを切りました。理由は日本全国に存在しそうな城名だったからです。
標準的な山城を連想させる、この山田城は、南北朝時代の1372年に豊後の田原氏能に築城され、北朝方の拠点だったそうです。その後、有馬氏の重臣として代々活躍した在地土豪の山田一族の居城となったとか。
少々の山登りを想定していましたが、車で本丸跡まで到着。奥に進むと駐車場がありました。
城跡は山田城跡公園として整備されています。これは楽でいいや。
いきなり本丸跡に行くのも無粋な感じがしたので、物見台跡へ。
そして、いよいよ本丸跡に向かいます。って、かなり近いですが。
山田城のその後ですが、1614年に有馬氏の転封に伴い、山田氏も延岡に移ったため、廃城となりました。また、公園には櫓風の展望台があり、島原半島を一望できます。