休憩所として親しまれた宿

長崎街道の宿場町だった松原宿を通ってみました。
松原宿は大村宿と彼杵宿の中間に位置する小さな宿場で、大名や幕府役人など身分の高い者が泊まる本陣や脇本陣はありません。
大村宿~ 彼杵宿間が18㎞ほどなので、 彼らは休憩所として使っていたようです。

入口。およそ640mの宿場町だそうです
道幅は、おそらく当時と変わらないと思います

入口から300mほど進むと、松原八幡神社、旧松原旅館、松原宿茶屋跡などが現れます。
諸大名は酒屋も兼ねた松原茶屋で休憩をとっていたそうなので、ここが宿の中心地だったのでしょうね。
道路を挟んだ茶屋の向かいには旧松屋旅館があります。

茶屋跡
松屋旅館

この松屋旅館も江戸時代は休憩所として、明治から昭和40年代までは宿として使われていたそうです。
現在は情報発信施設として地元の魅力を伝えており、館内を見学できます。
近隣には当時の面影を残した民家が、いくつかあります。

民家
民家

松原茶屋跡の横道を進むと松原八幡神社が見えてきます。

松原茶屋跡の塀
松原八幡の鳥居
手水舎の龍が格好いい
拝殿
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