祀られている神様は十二柱

それでは表参道から入ってみましょう。大型の石鳥居です。神額は忠之公の文通相手だった慈胤法親王の揮毫によるもので、奉納当時は金色に輝いており警備の家来を3人もつけたそうです。藩士が余り気味だったのかな? 忠之公 はシラウオ漁をやらせたり、下級藩士の為に結構仕事を作った形跡があります。暴君の印象が強いお殿様ですが、晩年は名君だったのかも。

ご由緒です。境内ではなく入口にあるのは珍しいですね。紅葉八幡には十二柱の神様がお祀りされており、参拝すると全国の大社に参拝するのと同じ神徳を得られるそうな。それにしても十二柱って、鬼滅の刃みたいで恰好いいですね。お、個人的な推し神様の埴安神もいらっしゃいますね。

境内の案内図です。広いし小高い丘になっているので、本殿まで少し上り坂です。足が不自由な方は、裏参道から本殿横の駐車場まで車で乗り付けて参拝できるようになっていますよ。

和歌の石碑、学がなくて読めません。悔しい。

神楽や筑紫舞の奉納が行われる神楽堂です。大正時代の建築で、黒田藩御用絵師によって描かれた絵馬が飾られています。

狛犬ではなく赤と青の御影石で作られた獅子頭、これは珍しいですね。獅子は病や災いを払うといわれているので、間を通っただけでも厄が落ちそう。

西新が生んだ豪傑・頭山満先生の石碑が!頭山先生の実家は、現在のプラリバのあたりなので、以前の紅葉八幡宮は家の斜め前にありました。当然氏子でしょうし、幼い頃は境内で遊んでいたのでしょうね。

寄進板ですね、寄進された方の記録がずらりと残っています。油屋の伊佐さんの名前もみえますね。

御神水です、ゴクゴク飲んでご利益をいただきましょう。

藩主の腹痛を治した実績があるようです。

手水舎も洒落てますねー、紅葉八幡は全体的にセンスが良い感じがします。

流破風造りの本殿です、朱色が生えていて美しいですね。

社務所も近代的でシンプルですごくお洒落な感じがします。

小安石です。御祭神の神功皇后が新羅遠征の際に、無事に出産できるよう祈願して腰に石を巻いて戦いに臨み、出産後に石を返した故事にちなんだ風習です。奥には赤ちゃんの「お食い初め」で用いられる歯固め石もあります。

なでうしですね。身体の悪い部分を撫で、なでうしの同じ部分を撫でると病気平癒のご加護があるといわれています。

元々こちらに鎮座されていた宇賀稲荷神社です。ご由緒をみると元々は宇賀神社と稲荷神社だったようですが、こちらに遷座されて合祀されたようですね。

福岡市無形民俗文化財に登録されている獅子祭で使われる獅子頭です。子供の頃、獅子祭に参加して商店街を練り歩いていた事を思い出します。

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