正午を知らせる波止場の大砲

元祖長浜家でラーメンをすすって、ブラブラしていると波止場に史跡をみつけました。かつて、正午から大砲を“ドン”と鳴らして福岡市内に正午を知らせていた、午砲場のあとのようです。

福岡の人間は「博多時間」と呼ばれるほど、時間にルーズな所があります。そして、そんな悪習を断ち切ろうと、毎日正午に時間を知らせる大砲(午砲)が設置されました。しかし、あまりの轟音に近所から苦情が殺到します。元々は須崎公園にあった午砲は、西公園へ移り、その後さらに港側に追いやられてしまったようです。

しかし、そんな午砲も昭和に入ると、市庁舎屋上にサイレンが設置されてお役御免になりました。博多っ子に愛された午砲は、現在は福岡市博物館に展示されています。

さて、こちらの波戸はその名の通り漁師さん達が行き来する場所なので、漁業や海上交通の守り神である住吉様が祀られています。

立派な石碑が建っていました。何かの記念碑のようですね。

そして、こちらの石碑は風化がすすんでいて読めませんでした。

こちらは猿田彦様ですね。道案内の神様です。

さらに、境内の端の方には、使われなくなった係留杭のようなものがあります。

境内の一角にお地蔵様も鎮座されていました。

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