国内3大がっかり名所!?

天気が良かったので、ちょっとオランダ坂に行ってみました。
オランダ坂は長崎市の東山手などにあった旧外国人居留地にあった石畳が敷かれた坂道の総称です。出島にオランダ人が住んでいたため、長崎の人は東洋人以外をオランダさんと読んでいため、西洋人が通る坂をオランダ坂と呼んでいたとか。
現在は活水学院下の坂、活水坂、誠孝院前の坂がオランダ坂と総称しています。オランダ坂通りを通れば、この3坂を見ることができます。誠孝院前からスタートしました。

別名・誠孝院の坂
誠孝院
オランダ坂通りは全体的に落ち着いた雰囲気があります

誠孝院から400mほど進むと活水学院下の坂があります。ここが一番有名なオランダ坂ではないでしょうか。この坂は明治時代にスウェーデン人のニールズ・ルンドバーグが火薬を用いて開削しました。

活水学院下の坂

活水女子大学東山手キャンパスへと続くこの坂を登ると、東山手十二番館があり、さらにその先に活水大学正門をつなぐ坂があります。これもオランダ坂のひとつ活水坂です。

東山手十二番館
活水坂

オランダ坂はとても有名ですが、期待値が高いだけに実際に訪れた時のギャップが大きい方が多いようです。高知市の「はりまや橋」や札幌市の「時計台」と共に、国内の3大ガッカリ名所と呼ばれたりも。わたしが訪れた時は桜が満開で気候も涼しかったので、とても楽しめました。また、雨に濡れた石畳みは異国情緒溢れて趣があるそうです。行く時期によって感じ方もさまざまだと思います。