柴又が生んだ昭和の国民的スター
まだまだお江戸探索が続きます。今日はずっと行ってみたかった柴又帝釈天に行ってきました。実は寅さん大好きなんですよね。
電車を降りて、いきなりテンションが爆上がり。このホームは映画に何度も登場しています。
京成電鉄金町駅です、小さな駅ですがなんとなく下町風情があります。
柴又駅改札口。改装時に山田洋二監督の意見を取り入れて、純和風になったそうです。
改札を出るといきなり寅さんがお出迎え、聖地巡礼感があってファンにはたまりませんな。
寅さんの目線の先にはさくらさん。お見送りにきたシーンが再現されています。
男はつらいよの世界観に浸れて良い銅像ですね、葛飾区の観光課の人上手い!
ここが有名な帝釈天の参道です。映画の舞台になる前から有名な参道だったみたいですね。
あっ!常夜燈の寄贈者の名前が!!
参道には色々な石碑があります。
この参道も映画によく登場しました。ファンではなくても、様々なお店が立ち並んでいるので楽しめます。
監督や出演者も休んだ髙木屋老舗
髙木屋老舗はスタッフや出演者の休憩所として使われていた縁のお店です。「くるま菓子舗」のモデルにもなった老舗のお団子屋さん。
朝食代わりに名物の「草団子」と「くず餅」をたのみました。
壁には思い出の記念写真がびっしりと貼られています。
きたきたー、おいちゃんとおばちゃんがよく映画の中で作っている柴又名物の草団子!!上品な甘さにほんのりとしたヨモギの香が絶品です。
こちらも名物の葛餅。ぺろんとしてて美味しい、黒蜜の甘さがちょうど良いです。
こちらは1~4作目までのロケが行われた「とらや」さん。映画と同じ屋号に勝手に変更したので、制作側と揉めて、結果として映画の中では屋号が「くるま菓子舗」に変更されました。
柴又帝釈天 題経寺
そしてこちらが柴又帝釈天の山門、大変立派です。
しかし正式には経栄山題経寺という、日蓮宗のお寺です。
江戸時代初期の開山なので、歴史は古いです。また帝釈天の縁日は庚申の日とされて、庚申信仰と相まって大変な賑わいだそうです。
仏教系の事は詳しくないので分かりませんが、梵字のような文字が書かれた彫刻があります。
「柴又帝釈天」の通称で有名ですが、実は本尊は帝釈天ではなく、祖師堂にある大曼荼羅。
広い境内にはお土産物屋があり、男はつらいよのテーマソングがエンドレスで流れています。
お寺のおみくじは神社にあるおみくじと少し内容が違うんですよね。そして漢詩が書かれています。
お賽銭箱が設置してある井戸、ご神水とかかれています。
映画の中で寅さんの子分・源公が、よく掃除道具を出し入れしている鐘楼です。
こちらは観音様ですかね。寺の色々な所に仏像がありあます。
さらに柴又七福神めぐりのお寺でもあります。題経寺は毘沙門天担当。
映画では御前様の自宅という設定になっていましたが、実際に誰か住んでいるのでしょうか?
こんな所に二人の名前を発見!よく探すと他にも有名な方のお名前が。それでは、続いて寅さん記念館へ向かいます。