日本三大水城のひとつ

天気が良かったので、ちょっと中津城に行ってきました。
1587年に豊臣秀吉から豊前国を与えられた黒田如水が、翌年に築城を開始。黒田家が1600年の関ヶ原の戦いの巧により、筑前52万石に加増転封されたため、築城が中断。後に豊前国に入封した細川忠興が1621年に完成させました。

模擬天守には黒田家や後の藩主となる奥平家ゆかりの品などが展示されています。

最上階からは中津市内が見わたせます
武運と戦勝の奥平神社

中津城の特徴はなんといっても石垣にあり、未加工の自然石を多く使用しており、一見乱雑な積み方のようですが、自然石の特徴を生かした積み方で、縦目地横目地が通っていません。

西門跡

お城の北側には黒田時代と細川時代に築かれた石垣がY字型の目地となって、はっきりと分かれています。黒田時代の石垣は四角に加工した石を使用。これは福岡県上毛町にある7世紀の唐原山城から持ち出されました。

右が黒田時代、左が細川時代の石垣です