本土とは少し違うご当地かき氷
所用で沖縄に行ってきました。6月下旬には梅雨明けしているので、夏本番といった雰囲気です。
こちらは国際通りの入口にある、有名な御菓子御殿。
沖縄土産の定番・紅芋タルトで有名なメーカーの直営店ですね、色々なお土産が売られています。
二階はギャラリーカフェになっていて、食事やお茶ができる空間です。
沖縄らしいメニューがずらり、特に気になったのが沖縄ぜんざいです。これだけ暑いとやっぱり冷たいものが欲しくなりますね。
ぜんざいというと、甘い小豆のスープにお餅が入った温かいものを想像しますが、沖縄のぜんざいは、かき氷に小豆や金時豆、フルーツ等をのせて黒糖蜜をかけた食べ物です。
元々はあまがしと呼ばれる伝統的な食べ物で、中国大陸や台湾から伝えられた八寶粥や緑豆湯がルーツといわれています。
沖縄県内の様々な飲食店で提供
県内の飲食店なら様々なお店で提供されています。なんと、コンビニにも売られていました。
子供の健康を祈る意味で、沖縄の家々で作られてきた伝統食です。端午の節句では菖蒲の葉を使って子供の無事息災を祈る、本土のちまきや柏餅のような役割も担いました。
元々は小豆が主流でしたが、戦後はアメリカ軍から放出された金時豆が安価で流通して、現在の沖縄独特のぜんざいへと変化したといわれています。
様々なバリエーションがあり、夏だけではなく一年を通して食されています。