水上に浮かぶ「白雉城」
天気が良かったので、ちょっと府内城に行ってきました。
府内城は水に浮かぶようにつくられた梯郭式平城で、1597年に府内12万石で入封した福原直高が築城を開始。その後、関ヶ原の戦いを経て、府内に入った竹中重利により1602年に完成しました。
明治になると本丸、天守、西之丸、東之丸以外の建物は解体され、また内々堀は埋め立てられました。また、第二次世界大戦の時に空襲により櫓数棟が焼失しました。現在、城跡は大分城址公園となっています。
公園内に駐車できるので、本丸、天守台、西之丸、東の丸へは直ぐに行けますが、まずは大手門から紹介します。城の玄関口だったため大手門と呼ばれていますが、正確には多聞櫓門という名前です。入口の正面ではなく西側に設置れています。空襲により焼失しましたが、1965年に復元されています。
大手門をくぐると、進行方向左手に宗門櫓、西之丸角櫓、反対側右手に着到櫓、平櫓があります。
本丸と天守は石垣のみ残っています。天守台からは大分市内が見わたせます。