24年の歳月をかけて奉納された石仏群
熊本に所用があったので五百羅漢を見学に、帰り道に寄り道してみました。
一応熊本市内ですが、なかなかのどかな風景が広がっています。
宮本武蔵ゆかりのお寺なので、大きな武蔵像がお出迎え。
像の前に公園利用者用の駐車場がありますが、お寺にも専用の駐車場があるのでそこまで車で行くのがお勧めです。
さて、こちらが武蔵ゆかりの寺・雲巌禅寺です。
味のある恵比寿様ですね。
ところで熊本は湧き水が豊富で水の都とも呼ばれています。こちらにも水が湧いていました。
雲巌禅寺の本堂になります。ここまでは無料で誰でも参拝する事ができます。
雲巌禅寺の由来記です。お寺の目玉である五百羅漢や霊厳洞の説明が書かれています。
雲巌禅寺 境内
さて、ここから有料エリアになります。この先の霊厳洞か五百羅漢を目的にくる人が多いようですね。
本当に山を切り開いて作られた境内はそこまで広くない印象です。
早速たくさんの石仏がお出迎えしてくれました。ちなみに武蔵が出入りしていた頃にはまだなかったそうです。
五百羅漢の由来です、熊本の商人により作られたそうです。しかし大地震などで現在は当時の約半数まで減っているようですね。
これで半数とは・・・当時の石仏群がものすごい数だった事が分かります。
ところどころにお堂のようなものもありました。
こちらは延命地蔵様。
色々な石仏がありますが、特に説明なども書かれていないので分からないものも多いです。
かつて修験者が出入りしてた場所だけあって、非常に勾配がキツイ。
山肌に埋め込まれた無数の石仏群、圧倒されますね。