三の丸、二の丸、本丸

家老屋敷跡を後にし、いよいよ三の丸、二の丸、本丸に向かいます。この辺りで、大学生と思われるお兄さんたちが「もう飽きた~、暑い」と口々に言っていました。予定よりも長くなっていますが、今回で終わりますので、もう少しお付き合いください、、、

本丸へと続く道。たしかに暑いし、もう十分だよね。。。
左は清水谷
太鼓櫓跡・鐘櫓跡
三の丸跡

三の丸、二の丸、本丸は隣接しています。

二の丸跡には、瀧廉太郎像があります。この時に初めて知ったのですが、この人の父・吉弘はは岡藩士じゃなくて、日出藩士だったそうですね。明治維新後に東京に出て官に職を得て、竹田には地方官として赴任したそうです。幼かった廉太郎も父に連れられて竹田に移り住みました。わたしにとってかなり意外な事実でした。

瀧廉太郎像

三の丸、二の丸は絶景スポットとなっています。

月見櫓跡。ここからの眺めもおすすめ

ようやく本丸に到着です

本丸跡

本丸跡には岡城天満宮があります。これは明治になって建立されたものではなく、1593年に中川秀成が岡城に入場したときに、城内東側にあった天神祠を移転建立したものです。

岡城天満宮

ここまで御覧いただきありがとうございました、、、と書きたいところですが、この本丸の先には御廟所跡や一番奥に下原門跡があります。すべて見てやろうという気持ちで、じっくりと回ってきました、、、もう少しお付き合いください。

清水門跡。こういった細々したものも全て(おそらく)撮影しました
御廟所跡。歴代藩主の位牌が祀られる施設だったと思います
こちらの区画も何かの施設だったはず

御廟所跡から少しあるくと先端の下原門跡に到着。当初は、この門がお城の正門だったそうですが、加藤清正の指示で、西側の現在の位置に移したとか。築城の名人・清正の助言なら聞き入れますよね。記事はこれで終わりです。春秋ならばゆっくり散策するのも苦にならないと思います。夏場は早朝または夕方がおすすめです。

下原門跡