受験生の訪問が絶えない落ちない鈴
受験の追い込み時期ですが、受験生に是非おすすめしたい太郎丸神社をレポートします。
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場所は周船寺駅から九州大学へ向かう道の途中にあります。九大受験生は下見の際に是非。
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さて、こちらの神社は江戸時代まで十六天神社と呼ばれていましたが、その後は村社ということで地名の太郎丸神社になっています。
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境内に入るとお約束の庚申様。
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さらにもう一つ石碑。神社の境内に庚申様が沢山鎮座されている事が多いですが、これは昔、村中に散らばっていたものが集められているからです。
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そして周辺は田園地帯なので、耕地整理の記念碑がありました。
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比較的新しくみえる門柱。しかし日露戦争の従軍記念なのでざっと100年以上前ですね。
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こちらは本当に新しい手水舎、水道式です。
太郎丸神社と落ちない鈴
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さて、太郎丸神社について、筑前国続風土記で調べてみました。
太郎丸村 十六天神
筑前国続風土記拾遺 巻之四十五 志摩郡下
村の北ヒサマチといふ田の中にあり。産神なり。天神七代・地神五代を祭る。相殿に祭る能徳天神ハ埴安命なり。此神は高田村の民此村に移りすめる時、郷里の産神なれは勧請せりといふ。
どうやら糸島市の高田から引っ越して来た際に勧請されたようですね。
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実はこちらの神社、平成二十八年に社殿が放火により焼失しています。しかし、その際に拝殿正面の鈴だけは焼け落ちませんでした。それ以来「落ちない鈴」として評判を呼び、受験生や家族の参拝客が大きく増えたそうです。
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こちらが落ちない鈴、受験生は是非ガラガラと鳴らしてご利益にあずかりましょう。
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境内には記念モニュメントもあります。あやかってなでなでできます。
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モニュメントには鈴の経緯がしるされています。
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受験生が白い石に祈願して奉納するようです。
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大変立派な藤棚がありました、ここまで手入れするのは見事ですね。
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境内に末社がありましたが、神様が分かりませんでした。
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もう一つ土地改良の記念碑がありました、周辺の農家の方の奉納でしょうか。