今なお植え継がれる千代木

佐賀市嘉瀬町に1本の松が植えられています。
佐賀藩時代にこの場所で処刑される罪人とその家族が、最後の別れを惜しみました。

早朝、白装束で獄舎を出された罪人が嘉瀬川にあった処刑場まで移動する際に、この松の木で見送りの者と水杯をくみ交わしたそうです。

明治に入り、処刑場が廃止されても松の木は植え継がれ、今に残されています

現在の松の木は三代目