日本唯一の本格中国様式の霊廟
孔子廟 会場へやってきました。ランタンフェスティバルは、各会場で様々な催し物が行われています。そして今回は大人気の変面ショーをみにきました。
孔子廟 会場は一応、長崎市外の観光客は有料の会場になります。ただ長崎市民は先着150名まで無料で入れるそうです。この日も行列ができていました。
中にはいると庭園が広がります。確かに中国式の庭園ですね。
さて、会場に着くとすでに多くの人が待機していました。すでに満席で立ち見客も大勢います。
ひとつとして同じ顔のない七十二賢人の石像、北京美術工場で彫刻されたものです。
ランタン期間中は多くの人が集まる為、近隣の商店が出店を出しています。500円以上購入すると、変面ショーの役者さんと記念撮影もできるのだとか。
ランタンに火が灯ると中華の雰囲気がでるのでしょうけど、しかし、空がまだ明るく残念。
孔子廟 会場 変面ショースタート
中国風のBGMが流れ出し、変面ショーがはじまりました。
変面ショーは、四川省の川劇に由来し、お面が場面によって瞬時に入れ変わる人気の伝統芸能です。
目の前で演じられても、どのように面が入れ替わっているのか全く分かりませんでした。そして、変面ショーの仕掛けは国家機密だそうです。
客席まで降りてきて、次々と変わる面にお客さんは拍手喝采。大盛り上がりでした。
帰りに庭園を見学しましたが、中国語で書かれているものが多く何を意味しているのか良く分かりませんでした。
それでも三国志とか水滸伝が好きなので、好きな雰囲気ですね。
こちらは祭祀の時にお供え物を焼くところ。
さらに中国式の七夕短冊のようなものでしょうか、樹にお願いごとが下がっています。
おそらく、お供えしたりする為の売店でしょうか。蝋燭などが売られています。
論語で知られる孔子は、中国の春秋戦国時代に活躍した思想家です。諸国を歴遊した後、祖国の魯に帰り、弟子の教育と研究に専念しました。そして孔子の死後、門弟たちは彼の言行や子弟との問答などを集め、論語にまとめました。
長崎孔子廟は明治26年に、清国政府と在日華僑が協力して建立され現在に至っています。まず中華街や旧唐人屋敷などを見学して、周辺のスポットと合わせて訪問するのがおすすめです。