異国情緒あふれる南山手のパワースポット
祈りの三角ゾーンという謎のパワースポットがあるという噂を聞きつけ、南山手地区へやってきました。
この辺は大浦天主堂やグラバー園があるので、道中は土産物屋さんが軒を連ねています。
しかし、坂が続くので少し疲れました。途中の生ジュース屋さんで休憩します。
長崎名物のザボンをその場で絞ってくれる、100%生絞りのジュース最高です。
店先にはザボンが山積みになっていました。実は長崎はザボンと琵琶が有名なのです。
国宝・世界遺産 大浦天主堂
さて、しばらく坂を登るとつきあたりに見えてくるのが大浦天主堂です。
現存する日本最古の教会で、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」で世界文化遺産に登録されました。
また、国宝指定もされています。しかし、残念ですが教会内は撮影が禁止されているので外観のみの写真になります。
こちらの教会は、長崎駅前にある西坂の丘で殉教した二十六聖人に捧げられた教会の為、長崎駅方面を向いて建てられています。
祈りの三角ゾーン
さて、本来なら「グラバー園」へ進むのが普通なのですが、ここで逆方向へ100mほど進むと祈りの三角ゾーンがあります。
なぜ祈りの三角ゾーンという名前かというと、教会、お寺、神社の三つの宗教が密接しているエリアだからです。
平戸にも寺院と教会の見える風景という有名なスポットがありますが、こちらは神社まで一緒になっています。
こちらが祈りの三角ゾーンです。まず左側の鳥居は大浦諏訪神社。さらに中央三角の緑の屋根が大浦天主堂。そして右側の門が妙行寺です。
居留地時代にはこのお寺に日本初の仮の英国領事館が開設されたそうです。
そして、こちらが諏訪神社です。「お諏訪さん」の愛称でおなじみの、電鉄の駅にもなっている諏訪神社より、実はこちらの諏訪神社の方が歴史は古いのだとか。
このまま祈念坂と呼ばれる坂を下っていくと、石橋電停があります。異国情緒を堪能できる散歩道でした。