人気の軍艦島上陸クルーズ
天気が良かったので、ちょっと軍艦島に行ってきました。
軍艦島で知られる端島は、明治から昭和にかけて三菱が石炭を採掘し、日本のエネルギー供給を支えた島ですね。いつか必ず行きたいと思ってたのですが、「今日だ」と当日に思い立ちました。「いつか」は突然訪れるものですねぇ。
というのも軍艦島クルーズのメインイベントである上陸は、直前に決行するか判断するそうなので、天候が良かった当日に参加することを決めました。遠方からだと、当日参加は難しいかもしれませんが、できるなら上陸できる日に参加してほしいです。楽しさが全然、違うと思います。
乗船したのは㈲高島海上交通の「ブラックダイヤモンド」号。他にも色々なクルーズ船会社が運行しています。選んだのは一番安かったから。クルーズ料3600円+軍艦島上陸料310円。
軍艦島上陸クルーズ
まずは軍艦島近くの高島を目指します。この高島も炭鉱の島として栄えました。約40分の船旅でしたが、ガイドさんが目に入る歴史施設を非常に分かりやすく解説してくれました。高島に到着するまで、ずっとしゃべりっぱなし。聞き応えのある素晴らしい語りでした。
長崎市の炭鉱といえば軍艦島のイメージが強いと思いますが、周辺の高島も炭鉱で栄えました。また、この島の発電所から送電海底電線ケーブルにより軍艦島に送電を行っていました。
高島に到着すると、石炭記念館に移動して、軍艦島の模型を基にレクチャーを受けます。この事前説明のお陰で、軍艦島見学が分かりやすく楽しいものになりました。
👆移動できたエリアを朱色で塗ってみました。主に炭鉱施設があった箇所ですね。高層建築物が立ち並んでる住居エリアは、建物の腐敗が進み危険なので入れないそうです。
この説明中に今日は上陸できそうだと告げられ、歓声が沸きます。やっぱり目の前で見てみたいですよね。この上陸の可否は、長崎市が定める接岸条件を基に船長が現地で判断するそうです。どのツアー会社も基準は共通だとか。次回、いよいよ軍艦島に向かいます!