彦根藩主井伊家の江戸菩提寺

引き続き 豪徳寺 を散策します。

彦根藩主・井伊直孝が伽藍を創建し整備した事から、井伊家の江戸における菩提寺になっています。

そのままお寺を奥の方へ進むと墓地のあるエリアに着きました。

墓地の入口にあるお地蔵様。

国指定史跡 豪徳寺 彦根藩主井伊家墓所

そして、ここから先は国指定史跡になっている井伊家の墓所エリアです。

こちらに井伊家の歴代当主の墓が全てあるわけではありません。しかし、最も有名な大老・井伊直弼の墓はこちらにあります。

それでは、早速井伊直弼の墓へ向かいましょう。入口でどこに誰のお墓があるか調べてこないと迷子になると思います。

歴代当主だけではなく、正室の方のお墓などもあるので、とにかく数が多い。

墓所の北西部には、中興開基の直孝公のお墓があります。

そして、ここから南西方向に歴代藩主の墓の前を歩いて行きます。

側室や家臣達の墓に比べると、藩主の墓は左右に大きくゆとりをとってあるので分かります。

直弼公の墓は墓地の南側突き当りになります。墓前から入口方向をみるとこのような感じ。

それでは、彦根藩・第十六代藩主 井伊直弼公のお墓です。

以前ブログで取り上げた桜田門外の変で遭難しましたが、6人も大老を輩出した井伊家の中でも知名度は一番ではないでしょうか。

志半ばで凶刃に倒れてしまいましたが、この方も日本の事を真剣に考えて動いていたのですよね、合掌。