高度経済成長を支えたパワーフード

池袋にある富士そばへやってきました!東京といえば立ち食いそば、各駅の構内やその周辺に2~3軒はある印象です。そんな立ち食いそばの超激戦区で圧倒的知名度を誇るのが、富士そばです。

富士そばはダイタングループが運営する立ち食いそば・うどんチェーン店ですが、高度経済成長期に渋谷店を出店したのを皮切りに、日本国内に100店舗以上を出店して、現在はアジア各国にも進出しています。

さて、こちらの池袋店は筆者の通学路にあったので、学生時代に大変お世話になった思い出のお店です。ちなみに当時は富士そばへ行く事を「フジる」と言っていました。

ところで、昔はほとんどのお店が24時間営業だったのですが、最近は店舗によるみたいですね。これもコロナの影響でしょうか。

それでは、早速中に入ってみましょう。大体どこも店舗入口に券売機が置かれています。そこで食券を購入して、カウンターに渡しにいくシステムです。普通は渡すだけで大丈夫ですが、この時に「天婦羅を別皿で」とか、「冷たいうどんで」とか細かいオーダーもできます。

トッピングは現金で受け付けてくれる店舗も多いので、ショーケースできになったものがあれば追加しましょう。注文したものができあがるまでは、水を汲んで好きな席で待ちます。

富士そば コロッケそば・紅生姜天そば

注文したものが出来上がると、呼び出されるので受け取りにいきます。今回は九州地方では珍しいトッピングにしてみました。学生時代によく食べていたコロッケそばです。

そして、こちらは連れが頼んだ紅生姜天うどんの卵トッピング。上にのるトッピング類は、九州とは違うものが多いので、はじめて上京した時は戸惑いましたね。

さらに、何と言っても違うのがスープ。関東のスープは出汁よりも醤油が強めに主張するので色も黒っぽいです。富士そばはまだ透明感がありますが、もっと黒いスープを出す店は沢山あります。