五ヶ浦廻船の最盛期を裏付ける絵馬

三所神社は北崎村の総氏神様で、海上交通と陸上との結びとして崇敬されている神社です。

そして、ここ宮浦は江戸時代、福岡藩の海運事業を担った廻船業者が集っていた場所。

博多湾の5つの浦、今津・唐泊・浜崎・宮浦・残島(能古島)の業者が担当したために筑前五ヶ浦廻船と呼ばれました。

それでは神社へ行きましょう。物凄く立派な門注があります。極太。

そして入口に庚申様の石碑がありました。

さて、境内に入りましょう。少し高台になっています。

三所神社 の説明版です。実は奉納されている絵が市の有形民俗文化財に指定されています。そして葛飾北斎の弟子・柳々居辰斎の浮世絵の説明などが書かれています。

三所神社 の御由緒です。祭神は田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命。創立は神亀5年(728)とされています。

三所神社 社殿

こちらが社殿です、大社系の建築様式で建てられています。

屋根に千木と堅魚木もあるので、大社系の大社造りですね。

大変立派な造りの社殿です、そして非常に清掃が行き届いています。氏子さん達の信奉あついのが分かりますね。

そして、こちらが神殿内部。有形民俗文化財に指定されている絵がびっしりと飾られています。

絵具の風化具合から、相当に古いものだと感じられます。

中には昭和に入ってのものもありますが、しかし古いものは文字も風化していて読めません。

境内社は松尾神社、金比羅神社、天滿宮、恵比須神社など。

しかし、表札などがない為、判別はできませんでした。

他にも、境内には石碑などが散見されます。

最後に三所神社について、筑前国続風土記拾遺に詳しい情報が載っていたので転載します。

三所大明神社
村・浦ともに産神とす。祭る所田心姫命・湍津姫命・市杵島姫命なり。昔ハ年毎に九月十八日の祭りにハ、神輿小濱といふ所の頓宮に渡御ありしか、中比暫く廃絶しぬ。しかるに賽暦三年村民等府廷に請ふて昔のことく神幸をとり行ふ事今にしかり。寛永十一年忠之公寄附し給ふ金口あり。社に蔵む。社内に天満宮・松尾社・蛭子社・稲荷社あり。

筑前国続風土記拾遺 巻之四十三 志摩郡上 宮浦村
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