140年出水を支配した薩州家七代の墓

天気が良かったので、ちょっと薩州島津家の墓に行ってきました。

お墓は出水の火葬場近くにあります。

細い道を進む

到着です。よく清掃されています。

ここに眠っている初代用久は、島津宗家9代忠国の弟で、1453年に出水で政治を始めました。用久は薩摩守と号していたため、薩州家と呼ばれるようになり、7代忠辰が死亡して家が断絶する1593年まで、140年間出水を治めました。

初代用久とその夫人のお墓は、正面にあります。

初代の右側には2代国久、3代重久、4代忠興、5代実久、6代義虎、7代忠辰の墓塔が並びます。その先は夫人や家臣などのお墓だそうです。また、左側は薩州島津家の菩提寺であった龍光寺歴代の和尚のお墓だそうです。

薩州家は一時は宗家を継ぐ勢いがあったそうですが、朝鮮出兵で豊臣秀吉の怒りを買い所領を没収されてしまいました。

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