重要文化財の宝庫
扉門にはめ込まれた獣環。日本では珍しいものです。盗難に遭ったこともあり、現在のものはレプリカだそうです。幸い盗難品は戻ってきたとか。
第一峰門から見た三門
第一峰門をくぐり奥へと進みます。
大きな建物が左右に見えてきました。まずは本堂の大雄宝殿に行きます。
1646年の創建で本尊は釈迦如来で、脇待は迦葉と阿難。長崎市に現存する最古の建物です。やはり国宝。
扁額
釈迦如来三尊坐像。仏像調査の際、銀製の五臓、布製の六腑等などが発見されたそうです。内蔵を持つ仏様。
左右には十八羅漢像が並んでいます
この本堂の向かいに護法堂がありました
重要指定文化財の護法堂。観音堂、関帝堂、韋駄天堂が祀られています
韋駄天
観音堂
関帝堂
大釜がありました。1681年頃に発生した飢饉で、崇福寺ではかゆを施し、1日1000人を超える人々が求めてくるようになりました。普通の鍋では間に合わないとまえ、特注して造らせたのが、この大釜だったそうです。1度に4200合も炊けたとか。
大釜の隣には鐘鼓楼があります。これも重要文化財です。すべてが特別な建物で、訪れる人の目を楽しませてくれます。