地元の人に親しまれる仁王さま

天気が良かったから、ちょっと夷蘶寺仁王門に行ってきました。
夷蘶寺は「いきじ」と読むそうで、この地区の名にちなみ一貴山仁王門とも
呼ばれているそうです。

県道49号線から里道へと入ります

一貴山は二丈岳の麓に軒を連ねる集落で、仁王門はこの集落の入口に位置します。

さきほど夷巍寺という名前が出てきましたが、この糸島市はかつて仏教が盛んで、怡土七ケ寺に数えられる夷巍寺があったそうです。お坊さんが寝起きした宿舎「僧房」が12もあったとか。

なんの前触れもなく仁王門が出てきました。格子からものすごい気配がするので、のぞいてみると、、、

阿形像
吽形像

やっぱりいた!って感じです。。。まぁ、金剛力士像があるから仁王門なのだから当たり前ですが。。。。わらじが奉納してあるのは、子供が元気に育つようにという願いだそうで、全国的にみられるそうです。

夷蘶寺の正確な位置は分かってないそうですが、南北朝時代に戦火により焼失してしまったとか。その後、仁王門だけが1708年にこの場所に復元され、現在の門は1846年に再建されたものだそうです。

門の裏にある巨大な楠の木も目を引きました。
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