すべてはこの港からはじまった
天気が良かったので、ちょっと南蛮船来航の波止場跡に行ってきました。
長崎の港は1571年にポルトガル船とポルトガル人がチャーターした唐船の寄港によって開かれました。以後、長崎は一漁村から国際貿易都市として発展していきます。
現在、この一体はビルが建ち並び、路面電車が走っていますが、当時は岬の先端部分で波止場がありました。
1582年には、この波止場から伊東マンショ 、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノ、4人の天正少年使節がローマに向けて出航しました。高山右近や内藤如安などのキリシタンが海外に追放されたのも、この場所からだとか。なかなか感慨深いところですね。