すべてはこの港からはじまった

天気が良かったので、ちょっと南蛮船来航の波止場跡に行ってきました。

1923年建設の旧長崎県庁第3別館の一角にあります
旧長崎県庁第3別館

長崎の港は1571年にポルトガル船とポルトガル人がチャーターした唐船の寄港によって開かれました。以後、長崎は一漁村から国際貿易都市として発展していきます。
現在、この一体はビルが建ち並び、路面電車が走っていますが、当時は岬の先端部分で波止場がありました。

付近の樺島町、この辺りも埋立地です。
当時の船をつないでいたともづな石が、いまも残っています。

1582年には、この波止場から伊東マンショ 、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノ、4人の天正少年使節がローマに向けて出航しました。高山右近や内藤如安などのキリシタンが海外に追放されたのも、この場所からだとか。なかなか感慨深いところですね。

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