豪商が私財を投じた石畳道
天気が良かったので、石坂石畳道に行ってきました。
石坂畳道は、日田代官所と中津・宇佐四日市の陣屋を結ぶ往還の一部で、日田の豪商・京屋作兵衛が1850年に私財を投じて建設した道だそうです。
国道212号から数百mほど細い生活道路を進んだ先に登り口がありました。迷いながら恐る恐る小道を進みました。。。
山腹を縫うように敷設された石畳道の延長は1260m。16ある急坂に緩やかな傾斜をつけるなどの、牛、馬などが歩行しやすいような細工が施されています。
よく見ると中央部は角が揃っていて、切石を、外側は自然石を配置しているような。。。後で調べてみると、そのとおりのようで、道幅は2m16㎝、中央部は96㎝ほどあるそうです。
途中、竹が強風で倒されたのか、行く手を阻んでいましたが、構わず歩を進めました。石畳だと足取りが軽くなります。
見えづらいですが、急坂の箇所です。上りやすく設計されています。
奥に進むほど、石畳の保存状態が良かったです。