沖田畷合戦の舞台の一つ
天気が良かったので、ちょっと浜の城跡に行ってきました。
浜の城は有馬氏の家臣である島原氏が居を置いた戦国時代の城です。
かつて、この辺り一帯は海に面していたそうです。現在のような地形になったのは、1792年の島原大変で埋まって以降だとか。現在は石碑が建っているのみで、何も遺構は残っていません。
島原氏は龍造寺氏が勢力を拡大すると、家臣として下り、大いに戦果を上げます。その後、島津・有馬連合軍が浜の城へ攻撃を開始したことから、沖田畷合戦が勃発します。
1584年、島津・有馬連合軍が浜の城へ攻撃を開始したことから、沖田畷合戦が勃発します。龍造寺軍は海から兵や食料を浜の城に運び込もうとしますが、島津・有馬の水軍に阻まれます。そうするうちに龍造寺隆信が討ち取られ、合戦は終了。籠城していた島原純豊は降伏し城から退去しました。その後の純豊は龍造寺氏の家臣である鍋島直茂に仕えたそうです。