薩摩の小京都
天気が良かったので、ちょっと知覧麓武家屋敷群に行ってきました。
武家屋敷群について説明すると、徳川幕府が1615年に一国一城令を発布したのに対し、薩摩藩は領内の山麓に外城と呼ばれる地方支配の拠点を設置しました。武士の住居と陣地を兼ねたミニ城下町は麓と呼ばれ、領内には120箇所の麓があったそうです。
知覧麓武家屋敷群は、石垣が整然と続き、武家門が並んでることから、典型的な薩摩の武家屋敷群だそうです。
石垣がどこまでも延びています。気持ちいい。
全体はこんなイメージです。薩摩の小京都と呼ばれているそうです。知覧島津家18代当主・島津久峯が、藩主の参勤交代に同行した時の経験を、知覧に持ち帰ったとか。武家屋敷の庭園は母ヶ岳を借景として、当時の感性を伝えているとされています。
お。さっそく武家屋敷かと立ち入ろうとしましたが、ここは個人宅でした。残念。知覧には往時の姿をとどめた住宅が結構ありました。
知覧島津家の重臣であった森重堅邸です。
1741年に造営された武家屋敷で、庭園も知覧の中で最も古い庭園のひとつだそうです。
NHK大河ドラマ「西郷どん」では切腹シーンが撮影されたそうです。わたしは見てなかったんですよね。。。
趣があります
暑かったですが、江戸時代にタイムスリップしたみたいで、わくわくしながら歩きました。
旧高城家住宅です。
屋根の造形美が評価されているそうです。
男玄関(向かって左)と女玄関(右)があるのが特徴。
ここは個人宅ですね。
とにかく歩きやすい
佐多直忠氏庭園に入ります
素敵なお庭ですね。知覧麓武家屋敷群は、コンパクトですが、とても見所が多くて、おすすめです。