完成直後に火を放ちました

前回はこちらから。入り口そばに券売機があるので購入して、館内を見学しました。

展示は2階から。

2階のテーマは「海に浮かぶ城」。南蛮文化の影響を受けた平戸の町や平戸城の史跡などが紹介されていました。

かくれキリシタン関連の資料。

1718年の再建当時の北虎口門だそうです。

平戸城の古地図。

3階は松浦氏と築城時のエピソードなどが説明されていました。 

 ドラマチックシアター「築城物語~2人の鎮信」は特に面白かったです。平戸藩初代藩主・松浦鎮信と、4代藩主・重信が掛け合いで、平戸城の築城について説明しています。重信は鎮信のひ孫で、隠居後に諱を鎮信と改めました。ですから2人の鎮信なんですね。

前回の説明では幕府の命により城を棄却したと書きましたが、ここでは26代・松浦鎮信が火を放ったと語っています。さすがに29代重信から突っ込まれると、まぁ、色々あってな。。。がははと誤魔化していました。一説では幕府への忠誠心を示すため、一国一城令が出る前年に自ら破壊したとされています。はっきりとは分かっていないんでしょうね。

オランダ人が描いた平戸城。居城を失ってから100年、藩の拠点はどうしたかというと、市街地に政庁兼藩主の邸宅の御館があったそうです。場所は現在の松浦史料博物館にあったとか。その間の防衛はどうしてたかというと、武家屋敷を防衛線としていたそうです。海に囲まれた地形の平戸なので、攻めにくかったでしょうし、そもそも太平の世の中に入ろうとしていたから、そこまで防衛に重きを置かなかったのかもしれませんね。

4階のテーマは「家臣のたしなみ」。書道で彩る平戸夢幻絵巻、刀でAnswer!「斬って答える平戸クイズ」など、ゲーム感覚で平戸を知ることが出来ます。

5階は展望室。

いい景色ですね。

車を停めた駐車場が見えました。次回は城内を再び散策します。

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