龍造寺氏と激闘を繰り広げた神代氏の居城

天気が良かったので、ちょっと三瀬城跡に行ってきました。
福岡県や佐賀県にお住まいの方なら、城の名前から、すぐにピンとくると思いますが、三瀬峠にあった戦国時代の山城です。佐賀側にありますが、城主の神代勝利は龍造寺に屈することなく、抵抗し続けました。

三瀬ループ橋じゃなくて、旧道を進みます
天気が良いので走ってて楽しいです
三瀬城跡の案内がでてきます。
三瀬山の説明かと思ったら、背振山の地図でした

三瀬城は背振山地中央部の標高560mの城山の山頂にあります。築城は三瀬宗利。享禄年間(1528年~1532年)に築かれました。その後、神代勝利を迎えると、やがて勝利は背振山地一帯を統一。龍造寺氏と激闘を繰り広げました。

駐車場まで整備されています。
神代勝利のイメージキャラクター「くまかっちゃん」が出迎えてくれます

この神代勝利という武将は、かなり武勇に優れた人だったようで、曲渕、荒平城など早良方面にも攻め入り、小田部や曲渕、原田、大津留などの諸将を蹴散らします。早良勢が和睦を申し込んだので、侵略せずに受け入れます。この時に和を結んだお陰で、龍造寺が攻め込んで来た時にこれら諸将の協力を得ることが出来ました。

駐車場から10分ほど歩く登口です
スタート
右手は斜面、左手は沢
登山道は整備はされていますが、所々、木々が倒れています
結構荒れています
石の囲いがあります。武家屋敷があったのかなと勝手に想像
堀底かな。。。
沢を渡る箇所がいくつかあります

この時期はスズメバチや虫、マムシなどが出てくる心配がないので、こういった場所もアドベンチャー感覚で登っていけました。楽しい。けど、夏場はちょっとキツいなぁ。今がベストシーズンだと思います。30分ほど登ると山頂に到着です。

主郭へ続く搦手
主郭(山頂560m)に到着です

、、、思ったよりも長くなってしまいました。前編と後編に分けます、、、
次回、後編です。