今なお親しまれる教育者の生家
豆田を散策していると、特徴的な建物が現れました。
江戸時代の教育者である廣瀬淡窓(1782年~1856年)の生家です。
淡窓は16歳で念願の福岡亀井塾に入門し、亀井南冥・昭陽親子に師事しますが、病のため3年で帰郷します。その後、日本最大規模の私塾「咸宜園」を日田で開き、病と闘いながら若者の教育に尽力しました。
桂林荘跡から少しあるくと長福寺があります。
本堂は寛文期(1661年~1673年)に建てられており、今も当時の姿をよく伝えています。
日田に来る時は、焼きそばや温泉などを目当てに来ますが、豆田の街並みをゆっくりと散策するのも良いかもしれませんね。