廃仏毀釈で破壊された仁王像
天気が良かったので、ちょっと寿昌寺跡に行ってきました。
寿昌寺は臨済宗のお寺として宝治年間(1247~1248年)に創建されました。
後に曹洞宗に改宗。薩摩領内随一のお寺として繁栄しました。
江戸時代の観光ガイド本ともいうべ「三國名勝圖會」に寿昌寺が紹介されています。
この寿昌寺は明治になると廃仏毀釈で破壊されてしまいます。なんとか残った仁王像も下半身を切りとられました。言い伝えによると、この下半身は石臼にされたそうですが、この石臼を作った人は後に仏罰が当たって、歩けなくなったそうです。。。時代とは言え、仏様にそんなことをするとは、、、まぁ、なんか罰かぶるやろうね。。。。
特に薩摩藩は廃仏毀釈を激しく行った藩ですから、いろんなお寺の貴重な施設が破壊されたんでしょうね。。。もったいない。