草場古墳群は、叶岳が長垂山にのびる標高20~28mの丘陵尾根上に位置する古墳の集合体です。

中学の頃、塾にこの辺から来ている友達がいたのですが、当時はこんなに遠いとは思っていませんでした。

さて、遊具がほとんどない公園に入ります。西陵公園の名前の通り、陵墓に作られた公園です。

草場古墳群

古びた案内板がありました。草場古墳群は、方墳2基、円墳10基からなる古墳群で、実は昭和47年から発掘調査が行われています。

元々は宅地予定の土地から発見され、次々と古墳がみつかりました。そこで福岡市が管理していた学校用の土地と一部交換してもらったそうです。

それぞれ横穴式石室があり、さらに石室内から須恵器の他に武器の鉄刀、鉄鏃、装身具の切子玉、金環などが発見されたそうです。

ここにお宝が眠っていたのですね。確かにこんもりとした形。現在は市指定史跡になっています。

最後には長垂山まで古墳が点在しているようです。そういえば所々隆起していますね。

公園前には市立西陵中学校があります。しかし中学生は、あまり古墳には興味なさそう。

にほんブログ村 写真ブログ 地域の歴史文化写真へ にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
記事が参考になりましたら、こちらのボタンをクリックお願いします。